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foobar2000: 07. MP4からの静止画の半自動抽出 - VMware と Ubuntu の利用

前回のブログで書いたようなことをすればニコ動にあげられてる曲(MP4)を foobar2000 の MediaLibrary に登録することができる.

その際のアルバムアートの画像をどうやって抜き出すか?という話だが,Avidemux というフリーソフトを使って手動で抜き出していたのだがかなり面倒.(とある東方のサントラ集は12曲で40枚の画像があるし,とあるミクのサントラ集は39曲で39枚の画像がうまってた).

動画を解析して静止画を自動で抽出する GFrameCatcher というソフトが見つかったのだが Windows 用ではなかったので,すぐに試すことができなかった.

Linux 環境で試してみたが,特定のライブラリがないだの古いだのと深みにはまってなかなか試せなかったり,H264やAACのコーデックがねぇとか言われて入れてもないとか言われて,対処のページの手続きをしてみてもねーとか言いづけられて詰んだ/(・ω・)\

んだが,なんとかなったのでそのことを書き遺しておく.

GframeCatcher 自体は python で作られてるようで適当にコンパイルして /python gramecatcher とでもすれば 動くのだが適切なコーデックライブラリがPCに登録されていいないと,MP4を放り投げてもエラーをはく.

普段Linuxをあまり使わないのだが別件でも使用したソフトがでてきたので,1から環境を創ることとした.(新しいノートPCにも設定することを見越して).

結果としてはうまいこと動作してた(・ω・) (図1).そのための設定や手続きなどをメモしていく.



図1.ホストOS上で動作しているUbutu でMp4から静止画を自動抽出

 また,ホストOSとゲストOSとの間のフォルダ共有も手軽にできるので,抽出した画像を直接ホストOSから見ることができる(図2).


図2. WMware Tool を使って,VMwareCommon というディレクトリを共有する.
ゲストOSとホストOSとの間で簡単にファイルを共有できる.

【仮想PC VMware の選択】
Linux と Windows とのデュアルブートの環境にしてもいいし,USB にLinuxを入れてやってもいいのだが,今回は Windows をホストOS として,Linux をゲストOS とする仮想PC環境を作った.

メリットは,

  • つい最近リリースされたばかりの VMware player 3.0 が使える.
  • ホストOS(Windows) 上から Linux を操作できる.ちょっと Linux 用のソフトを使って結果を得て,その編集やさらなる加工はホストOS(Windows)で行うといった感じの用途に向いている
  • 2番目の事項を特にやりやすくするためのVMware ToolによるホストOSとゲストOS との間のフォルダ共有機能が便利すぎ.

デメリットは特にない.ホストOSよりもパフォーマンスが下がるのでゲストOSで行う処理内容によっては,ゲストOSをメインとして使えるようなデュアルブート環境のほうがいい.

んだが,ちょっと調べてわかるようにかなりVMware player 3.0 のパフォーマンスは改善してきており,少なくとも Let's note CF-W8 程度の処理能力(メモリ3GB,1.2GHzの低電圧Core2duo)でもかなりサクサクとゲストOS(Ubuntu 9.1.0)は動作する.

次 → foobar2000: 08. MP4からの静止画の半自動抽出 - VMware と Ubuntu のインストール

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