13:53

Windows XP mode + デュアルモニターでの表示のバグ

Windows XP mode の Windows XP モードアプリケーションを実行中に,デュアルモニターを使用するとデュアルモニターのほうが解像度が大きいとき,XPアプリケーションをフルに画面ないを移動できないという現象が起きた.

ちなみに使っている環境は,

  • ホスト: vaio vgn-sr-94fs
  • デュアルモニター: Buffalo GX-DVI/U2
GX側の解像度やモニターの位置関係を変更したときに,XPアプリケーションが動いてたら自動的に調節するか?というメッセージがでて,そのような移動できないという状態をなんとかするような動きが起こる.しかしながら,解消されるときと解消されない時がある.

まだはっきりとはわからないが,




のように,画面の上端を揃えておけば問題は起きないもよう.

19:09

VMware と XPモードとの違い

いろいろと都合があって,Matlab 2007a というソフトがどうしてもWindows7環境でうまく動作しない(TAB補完の挙動がおかしい).本格的な計算は別の早いデスクトップを使えばいいので,ある程度の速度でプログラミングができて動作を確かめることができればいいということで,仮想PC環境を入れる.

ここに書いたように,VMwareのほうが計算速度は速いのだが,それ以外の面でXPモードよさがでてきて,現在はXPに関しては,VMwareではなくてXPモードを使っている.二つの違いをまとめておく.


  • 計算速度: 計算速度はVMwareのほうが早い.ホストに迫る値だす.一方でXPモードは,シングルコアモードで動くので2コアなら1/2,ホストが4コアなら1/4程度の計算速度に落ちる.
  • USB機器との共有: XPモードではホストにつながっている機器には設定なしでダイレクトにつながる.ネットワークの共有フォルダとして表示される.VMWareでは,VMWareToolsを入れることでUSBが使えるようになるが,使えない時もあったし,ホストとゲストのどちらか一方でしか使うことはできない.(ゲストで使いたかったら,ホストの機器との接続はきれる).
  • フォルダ共有: XPモードのほうが優れている.設定なしにホストのすべてのドライブ(仮想CDドライブや物理CDドライブなどを含めて)へのパスが存在するので,ホストとまったく同じ感覚でフォルダや機器にはアクセスできる.VMwareでは,VMwareToolsをいれれば,明示的に指定することで,フォルダを共有することはできる.
  • 一体感?:圧倒的にXPモードが優れてる.XPモードでのOSモードでの起動ではVMwareのほうが計算速度としてもウィンドウサイズの可変機能といった面からも優れているが,単一のアプリケーションを使うという意味では,XPモードでの「プログラムファイル,Windows VirtualPC,Windows XP モード アプリケーション」から実行したほうがずっと手軽.通常のアプリケーションと同様にホストの画面内でアプリが動くので,仮想PC上で動いてるという気にならない.また,そのアプリからたとえばヘルプウィンドウといった別のウィンドウを生成したとしても,それも別のウィンドウとしてホストの画面内を自由に移動できる状態で動作する.VMwareの場合は,VMWareのウィンドウ内でしか,特定のアプリケーションについても,そのアプリから生まれたサブウィンドウなども配置することはできない.

19:39

Latex: 01. Latex環境の構築手順

手順のメモ

【Latex本体】

  • RAMドライブなどに ../latex/temp を移動.A:\textemp に移動したとする.
  • texinst755.zip を解凍.texinst755.exe とか exeファイルをLatexのインストールフォルダにコピー.
  • Win+R,cmd,そのディレクトリに移動して,>texinst755 A:\textemp インストールが始まる
  • コントロールパネル,システム,システムの詳細設定,詳細設定,環境変数,../bin への path を追加する.
【Ghostscript】
  • gs863w32full-gpl.zip を解凍して,setupgs.exe を実行
  • ../latex/share/gs などにインストール
  • 「Use Windows TrueType fonts for Chinese, Japanese and Korean」にチェックを入れる
【GSview】
  • gsv49w32.exe を実行
  • ../latex/share/Ghostgum などにインストール
  • GSview を実行
  • Option,Advanced configure にて,Ghostscript options に,「-dWINKANJI」を追加
【Dviout】
  • tex318w.exe を実行
  • ../latex/share/dviout などにインストール
  • Font path is not set. Install どったらこったらで,「はい」を選択して,「next」.続いて,「Guess」.検出されれば問題なし.さらに,「next」.
  • For font generation on demand, どったらこったらでは「gen:」.For PostScript,どったらこったらでは「gsx:」を押す.無事見つかれば問題なし.フォントのほうは「~mktexpk.exe --dpi ^d --bdpi ^D --mag ^M ^s」.Postscriptのほうは「~\Latex\share\gs\gs8.63\bin\gswin32c.exe」などとなるはず.設定後,「Finish」.
  • dvioutを起動して,メニュから option を選択して,graphicタブを選択.
  • 「GIF:」を「BMP(256 colors)」を選択
  • 「gdat:」に適当なディレクトリを選択しておけば,pbm ファイルをまとめて管理できる.
【アルファベットのスペルチェック: Aspell】
  • Aspell-0-50-3-3-Setup.exe を実行
  • ../latex/share/Aspell にインストール
  • Aspell-en-0.50-2-3.exe を実行して英語辞書を登録
  • 後のLabeditorにてパスを設定: (aspell --lang=en -c -t)
【PDF化の設定など: Adobe 】

  • Acrobat などを設定して,Adobe PDF プリンターを設定.

【好みのエディタ: LabEditor】
  • LabEditor.exe を実行.
  • メニュから設定,初期設定.
    • TeX: ../latex/bin/platex.exe
    • DVI Reader: ../latex/share/dviout/dviout.exe
    • MakeIndex: ../latex/bin/mendex.exe
    • BibTex: ../latex/bin/jbibtex.exe
    • DVI->PS: ../latex/bin/dvipsk.exe
    • DVI->PDF: ../latex/bin/dvipdfmx.exe
    • PDF Reader: acrobat など
    • PS Reader: ../latex/share/Ghostgum/gsview/gvwgs32.exe GSViewなど.
    • Spell checker: "../latex/share/aspell/bin/aspell.exe"
      パスを「"」で囲うこと.
      オプションとして,「--lang=en -c -t」

12:29

VAIO S VGN-SR94: 06. 設定 03 RAM活用 ERAM (on Windows 7 x64)

RAMドライブの活用方法のまとめ

【Tempの設定】
システム,詳細設定,環境変数にて,TMPとTEMPのパスを変える.
%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp
を,A:\Temp に変更.

【ブラウザキャッシュ】
IEのキャッシュをA:\に移動
ChromePlus のキャッシュを移動

たとえば,

cd C:\Program Files (x86)\ChromePlus1.3.2.0\ChromePlusUserData\Default 
mklink /d Cache A:\TEMP

など.あらかじめ ChromePlusのキャッシュディレクトリは削除しておく.
これによって,Chromeのキャッシュは,A:\TEMPの中に作成されるので,SSDへの書き込みがなくなる.

【圧縮ファイルの解凍ディレクトリなどに設定】

19:49

VAIO S VGN-SR94: 05. 設定 03 RAMドライブ設定 ERAM (on Windows 7 x64)

4GBあるメモリを有効利用.
SSDへの無駄な書き込み回数を減らす意味もある.
ERAMというかなり出来のいいRAMドライブを入れる.多少手順が複雑.


  1. ERAMのホームであるここに行く.
    ・ 「ERAM for WindowsNT3.51/4.0/2000/XP Ver 2.23暫定版」である ERAMN220.LZH
    をダウンロード.
  2. ここから,fuck0665.zip をダウンロード.DLパスは小文字のアルファベット4文字.このRAMドライブの名前.
  3. ERAMN220.LZHと,fuck0665.zip を解凍する
  4. fuck0665\eramx64.exe を実行(core2duoの場合)して,ERAM2000 フォルダを選択して start
  5. fuck0665\XP64bit\ERAM_X64.INF を,ERAM2000\ にコピー.この時点で,ERAM2000フォルダには,ERAM_X64.INF, eram54.cpl, eram64.sys, eramnt.doc の4つのファイルがある
  6. ERAM_X64.INF を開き,56行目の「1 = %DisketteLabel%,%TagFile%,,%SubDirectory%」を「1 = %DisketteLabel%,%TagFile%,,;%SubDirectory%」に変更する.
  7. Driver Signature Enforcement Overrider というソフトをここからダウンロードする.リンク先の下にある Agree を押せばダウンロードが始まる.実行ファイル名は,dseo13b.exe
  8. dseo13b.exe を実行して,「Driver Signature Enforcement Overrider」ウィンドウにて,上から3つ目の「Sign a System File」を選択.その後,ERAM2000\eram64.sys を選択して実行.
  9. 続いて,「Driver Signature Enforcement Overrider」ウィンドウにて,上から1番目の「Enable Test Mode」を選択して実行.これで,Windowsがテストモードで動作するようになって,無署名のドライバをインストールすることができるようになる.
  10. 再起動
  11. ハードウェアの追加ウィザードを実行(「ウィンドウズキー+R」を押して,ファイル名を指定してて実行ウィンドウにて,「hdwwiz.exe」でもよい).
  12. 「一覧から選択したハードウェアをインストールする」,「すべてのデバイスを表示」,「ディスク使用」を選んで,ERAM2000\ERAM_X64.INF を選択.
  13. 再起動
  14. コントロールパネルに「ERAM」が追加されていれば終了.
13のプロセスにて,またはその他のプロセスを経て,ウィンドウズが起動しなくなっても知らない.

18:24

VAIO S VGN-SR94: 04. 設定 02 入れたソフトウェア(随時変更)

ただメモって置くだけ

  • PowerISO: 仮想CDの読み込み
  • Acronis True Image Home 2007:ディスクのイメージ化、及び保守全般。「試用モード」がかなりの神レベルに使いやすい。
  • Matlab R2008
  • VMware player 3: ubuntu,knob のために使う
  • Windows XP mode + VirtualPC2007: Windows7 で都合の悪いソフトのために使う
    • Matlab R2007a: プログラミング環境.ゲストだけ.
    • Windows TP: ウィンドウシェードなど.ホストにもWindowsTPは入れる.
    • KompoZer 0.81b: htmlファイルの編集.ゲストだけ.
  • Office 2007: ワードはtexで置き換えれるが,パワーポイント2007は最高.
  • ESET: 軽量・快適なファイヤーウォールとアンチウィルス
  • ChromePlus: ブラウザ.タブ複数段表示が実装されたら最強に見える.
  • WindowsTP ver 2.7: シェード及び最前面化などの制御
  • Lhaplus ver 1.57: 圧縮および解凍ソフト
  • JSOptimizer 0.2a: SSD向けの高速化の設定など
  • Adobe いろいろ
  • Latex環境: gs, gsview, labeditor, aspell, dviout など
  • orchis: ランチャー
  • まめFile5SE x64: ファイラー.一番初めに設定,オプション,動作1,動作の「圧縮フォルダーを使用する」のチェックだけは外してから使う.
  • EmEditor: エディタ
  • Peggy Pro for PHP: プログラミング用エディタ
  • Mathtype: 数式入力(数式エディタの代わりのようなもの)
  • WinShot: スクリーンキャプチャ補助
  • Unlocker 1.8.8: 消せないファイルを消す.
  • Canvas 11: ドローソフト
  • Personal Dictionary for Win32
  • VX-R Setpoint: VX revolution(ロジクール) のためのセットポイント
  • Expressivo
  • WiseRegistryCleaner

0:26

VAIO S VGN-SR94: 03. 設定 01 VMware&XP Modeの設定.ソフトの削除とOSのアップグレード・パーティション変更などなど

当初はOSの再インストールも視野に入れていたが,いくつかの使いたいソフトを個別に入れることがかなり厳しそうなので,リカバリーディスクとドライブのイメージという2重のバックアップをとってから,使わないソフトを削除した.


消すのはすぐにできるが戻すのは難しいので,とりあえず,試用版のソフトをすべて削除.

  • ATOK
  • なんとかとかいうスパイウェアの駆除ソフト
  • マカフィーのセキュリティソフト
  • アドビのフォトショとかいろいろ.
  • その他なんかあったかもしれないが,とにかく試用版はすべて削除.
その後,Windows Anytime upgrade を使って,Windows Professional x64 に変更.
この作業はあっさりいった.

これまで書いてるようにMatlab 2008 はXPでないと都合が悪そうなので,VMware を使ってたわけだが,試しにWindows XP mode を使ってみる予定.

(おそらく) type S までは,BIOS レベルで VT が無効になっていたようだが,vaio s からは,Advance の項目にちゃんとVTが有って,enable に設定できたので動かせるかどうかためしてみたい.

【Windows XP mode について】
使用できた.ただ,VMware よりも大分遅い気がする.
CrystalMark 2004

  • ALU: 12400
  • FPU: 13200
*追記:20091216
 VMwareはコアを2つ(最大では多分4つ)まで使ってくれるのに対して,XPモードではコアを1つまでしか使わないらしい.なので,スコアが低いの当然かもしれない.

ホストでのスコア


  • ALU: 29260
  • FPU: 21873

であることと,VMware によるこのスコアを比べるなら XP mode は遅すぎ.
ホストのフォルダ構造に簡単にアクセスできるのはいいが,同様のことはVMwareでも設定できるしさほど大きなメリットにはならない.

何れにしても計算速度の落ち込みがひどすぎた.

ま,とりあえず,Vaio のノートPCでもWindows XP mode は動作するということは分かった.

【VMWare 上での Windows XP】

  • ALU: 23002
  • FPU: 25944

なぜかわからんがFPUはホストを上回る.Crystalmark のせいなのかわからんが,見るべきところは Windows XP mode との間との差異.

【パーティション変更】
VMware やその他ソフトウェアを入れる前にパーティションを変更することにする.
128GBのSSDのうちの約10GBのリカバリー領域がもったいないのでこれをCドライブにマージする.なお,購入時点でパーティションは次のように切られてる.

  • 約10GBのリカバリー領域
  • 約100MBのブート領域
  • 約99GBのシステム領域
リカバリー領域を解放して,ブート領域を移動して,システム領域とマージする.

CDからブートすることができるパーティションを操作できるソフト Parted Magicを使った.しかしながら,処理後,Windows がエラーはいて修復しろって言ってきた.おそらく,ブート領域の問題だと思う.

Windowsのシステムディスク(Windows XP x64)を入れて,「修復する」を得れば自動でOSを検索して,処置をしてくれる.再起動後,チェックディスクが1度動いて,正常に起動するようになった.

多少焦った.
もともとは言ってるソフトを全部消してもいいってならもっとあっさりできるが,結構便利なツールが入ってるのでそーもいかない.とりあえず準備はできた.

現時点で,20GBの領域を Acronis の「試用モード」のための隠しパーティションとしているので(後に6GBに変更),
  • 100MBのブート領域
  • 99GBのシステム領域(21GB使用)
  • 20GBのAcronisリカバリー領域

となっている.

12:55

Vaio S VGN-SR94: 02. 付属ソフトのまとめと選定,追加したソフトなど

お決まりの色んなソフトがごちゃまぜなので,OSの入れ替えも視野に入れてソフトを選定する.

【残す(OS変えた場合は再インストール対象)】

  • 残す:指紋センサー系: すべてのプログラム - Protector suite.指紋つかってウェブのパスだのる具インだのをコントロールするためのソニーのソフト.せっかくセンサーついてるんだし使ってみたいので.ちなみに指紋のデータを削除するには F2から入るBIOSにて,security,clear fingerprint data から行うようだ.
  • VAIO プレゼンテーションサポート: これは便利なので使う.
  • VAIO mode switch: 最初からあるボタンの制御のためのソフトが必要
【保留】



【消す(OS変えた場合は何もしない)】


2009/12/19 追記

Vaio のリカバリー領域を残しているかリカバリーディスクを作っているならば,「VAIOリカバリーセンター」の「ソフトウェアの再インストール」から,すべてのソフトウェアを個別に再インストールすることができることが分かった.

ので,いろいろ使わないであろうとおもったソフトはどんどん消してしまってもたぶんなんとかなる.





11:27

Vaio S VGN-SR94: 01. ベンチマーク

ようやく届いた新ノートPC.
なかなかきびきび動く.ただいらないソフトと使えるソフトが混在してるのでここら辺をうまく整理して環境をしっかり作っていきたい.

土日と休日が続くのでじっくり取り組みたいところ.

とりあえずベンチマークだけ採ってみたので記録を残しておく.

【基本スペック】
sony-style でのオーナーメイドモデル.

  • Intel Core2Duo P8700 2.53GHz
  • DDR2 4GB
  • SSD 128GB
  • 4500MHD
  • 1.9 Kg
これまで使ってた eee 901 や CF-W8 と比べると大分重くなったが持ち運べない重さでない.
性能は十分.SSDが刺さってる分,グラボ以外は自宅のデスクトップよりも快適なレベル.

【SSD】


従来の vaio type s では,サムスンのSSDだったらしいが,vaio s からは東芝製に変っている.第二世代のSSDにしては,若干遅く感じるかもしれないが,東芝の設計思想によるもの(だと思う).

長く安定して使えるというのは安心感がある.適当に使い続けていても,書き込みに関しての危険領域になったら自動でリードオンリーモードになるというのもよい(Intel製もそう).

見た目の速度がコレより速いSSDはたくさんあるが,正直使用感として不満は全くない.

【CrystalMark 2004】

------------------------------------------------------------------------------
CrystalMark Result
------------------------------------------------------------------------------

    CrystalMark :  106434

[ ALU ]             29260
      Fibonacci :   13421
      Napierian :    6630
   Eratosthenes :    3106
      QuickSort :    6081
[ FPU ]             21873
        MikoFPU :    2439
     RandMeanSS :   11385
            FFT :    4177
     Mandelbrot :    3850
[ MEM ]             12888
           Read : 5332.99 MB/s (  5332)
          Write : 2030.78 MB/s (  2030)
     Read/Write : 2031.14 MB/s (  2031)
          Cache : 34736.89 MB/s (  3473)
[ HDD ]             29242
           Read :  206.16 MB/s (  6061)
          Write :  139.88 MB/s (  4797)
 RandomRead512K :  181.37 MB/s (  5627)
RandomWrite512K :  145.34 MB/s (  4906)
 RandomRead 64K :  104.24 MB/s (  4084)
RandomWrite 64K :   94.19 MB/s (  3767)
[ GDI ]              9452
           Text :    3852
         Square :     943
         Circle :    2159
         BitBlt :    2498
[ D2D ]              1613
   Sprite    10 :  349.73 FPS  (    34)
   Sprite   100 :  273.89 FPS  (   273)
   Sprite   500 :   63.84 FPS  (   319)
   Sprite  1000 :   32.24 FPS  (   322)
   Sprite  5000 :    6.62 FPS  (   331)
   Sprite 10000 :    3.34 FPS  (   334)
[ OGL ]              2106
  Scene 1 Score :    1285
  Lines (x1000) : ( 163791)
  Scene 1  CPUs : (     32)
  Scene 2 Score :     821
Polygons(x1000) : (  29061)
  Scene 2  CPUs : (     16)

総合値が10万を超えるってのはなかなか素敵だ.
SSDでの稼ぎがでかい.グラボはオンボードなだけに高いスコアではないが,eee 901 に刺さってたGMA950と比べると比較にならない.Windows Aero も快適に動く.

【Windows エクスペリエンス 1~7.9】
  • プロセッサ: 6.2
  • メモリ: 5.9
  • Aero グラフィック: 4.1
  • ゲーム グラフィックス: 3.6
  • プライマリハードディスク: 6.8 
当然,ゲーム用のグラフィックスが一番低い.このPCで3Dがキツイゲームをする予定は全くないので,まぁ問題にはならないだろう.

12:55

matlab 2008a: 03. VMware 上での使用の際のタイムスタンプの取得エラーについて

いろいろわけあって,VMware player と VMware tools を入れて,ホストのフォルダに対して,ゲストのXP上にあるMatlabからそのフォルダにアクセスしたときに,タイムスタンプを得られないから,ファイルが更新されてもその通知を受け取れない.とかそんな感じの警告がでた.

ホスト上でプログラムを修正して,ゲストで実行してもその編集が反映されない.

次のようにして修正するらしい,

  • edit matlab.rc.m (MatlabROOT\toolbox\loacal\matlabrc.m)
  • 以下のコードを追加
    • system_dependent RemotePathPolicy TimecheckDirFile;
    • system_dependent RemoteCWDPolicy  TimecheckDirFile;

12:14

FOOBAR2000: 08. FOO_CUSTOMINFO ドライブを移動したとき・改

前のこの記事では,foo_custominfo に保存されているデータベースとローカルにある MusicLibrary が一致してないといけないということを書いたわけだが,custominfo_sqlite.db のトラックのパスを変更しなくても済む方法を思いついた(といっても,フォルダ構造を変更した場合はやはり変更が必要).

まず,custominfo_sqlite.db に登録されているトラックはすべて仮想ドライブにある MusicLibrary として設定して,ローカルディスクに置いた MusicLibrary を仮想ドライブに割り当てる.
たとえば,

  • subst R: C:\MusicLibraryTemp
など.このMusicLibraryTemp いかに整理済みの MusicLibrary ディレクトリを置いて,それ以外にまだ整理してないファイルを入れておく.

この時点で,「R:\MusicLibrary」  で整理済みのライブラリーにアクセスできる.
foobar には,R:\MusicLibrary をミュージックライブラリに登録しておき,また foo_custominfo_sqlite.db のデータベースにはトラックのパスは, 「R:\MusicLibrary ~」となっているので,正常にライブラリーの追加情報が読み取られる(レーティングとか再生回数など).

別のPCにライブラリを持っていきたいときは,「C:\MusicLibraryTemp」ディレクトリをまとめて別のディスクに入れて移動して,また同様に subst によって R ドライブに仮想フォルダを作ればいい.

22:21

hardware: 02. VMware 上での Windows XP に対するCrystalMark

Windows 7 x64 をホストとして,Windows XP x86 をゲストとしたVMware を設定した.
ホストとゲストの両方で CrystalMark を測定して,両者を比較する.

【測定マシン】

  • CPU1 : Intel(R) Xeon(R)  X5355 @ 2.66GHz
  • CPU2 : Intel(R) Xeon(R)  X5355 @ 2.66GHz
  • Memory : 8GB
 Xeon(4コア)を2つ積んだ飛ばしたミドルクラスのサーバー機. 8スレッドで動作するが,今回の測定は CrystalMark 2004R を使うので,本来の性能を評価した結果ではない(4スレッドまでしかか使ってくれない).

【ホストOS Windows 7 x64】
  • ALU: 45545
  • FPU: 46670
  コア1つ,4スレッドまで使用した結果.実際は単純にはこの倍以上.Matlab のようなソフトウェアなら8コア使用してくれる.

【ゲストPC Windows XP x86】
  • ALU: 42255
  • FPU: 54873
 なぜかホストの結果を上回る.VMwareの設定で使用できるコアの数が4つに限定されている.おそらく,CrystalMarkの32bitで最適化さていることとや,VMWareで使用できるメモリが限定されていることとか,その他もろもろ...よくわからんが,そー言うあたりのせいなんだとおもう.が,整数演算は低いのでやっぱりわけわけめ.とにかく VMWare 上でも十分に早い.あまり性能の低下はないってことでよしとする.

13:09

software: 05. [20091209] Windows 7 Professional x64 環境でのソフトの動作のまとめ

新しいノートPCのOSは Windows 7 の64bit版の予定.
手元に Windows 7 Professional x64 が入っているPCを使う機会ができたのでちょうどいいので使用したいソフトの動作状況をメモしていく.

【システム / セキュリティ 関連ソフト】

  • 私用のノートでは,「Acronis True Image Home 2009」を使う予定.このソフトは動作が保障されている.*x64 だとレイのプログラムが動作しない.x32なら Windows XPでも7でも動作を確認.原因は不明.
  • ここにあるように VMware を入れている.現在は KNOB と Ubuntu を使用している.XPで作成した VMX イメージファイルを新しい環境に移動して,仮想PCを設定するだけで動作した.つまりゲストOSの再インストールも不要.当然,VMware player 3.0 も動作した.しかし,x86 モード.
  • Firewall や アンチウィルスには,ESET 4.0 を持っているのでそれを使う予定.割り当てられてるこのPCには入れたくないのでほかのセキュリティソフトを入れてみた:
    • COMODO internet security :ファイヤーウォールのためのソフト.しっかり動作する
    • Microsoft Security Essentials : アンチウィルスのためのソフト.なかなかよさそう
  • WinCDEmu-3.0 : x64 対応の使いやすい(無駄な機能のない)仮想CDドライブ.ただし,x86.使わないほうがいい.Windows 7 テストモードに移行してしまうきがする.代わりに PowerISO を使う.
【ネットワーク 関連ソフト】
  • ここに記したようなChromePlusも余裕で動作
【プログラミング関連ソフト】
  • Matlab R2008a. 2007と違ってエアロを動作させたままで起動可能. x64 環境でも問題なく起動 *なぜかTAB補完後にカーソルが飛ぶ.原因不明.RF+Win7x64だからのたまたまかもしれないし,別の理由があるかも.*普通のPCのWin7x86で発生.いまのところXPでしかまともに動いてない.jarを新しくしたがだめ.
    • Windows XP mode をインストール.1.6GBの容量が必要.*使ってるサーバー機がVTを入れてもVTがないとかいってXP mode が動作しない.詰んだ.ので,VMware にXPを入れて Matlab 2008a でプログラムを組み,パワー計算が必要なときはホストにいれた Matlab 2008a で実行するという歪みねぇ仕様となる.
  • Peggy PHP: 問題なく動作.ただし,x86 モード.
【ファイル操作およびエディタ】
  • Emeditor : 動作.ただし x86 モード.
  • まめ5: 64bit版が動作.


---------------------------

【インストールの順番】

  • Acronis True Image Home 2009 x64 だとレイのプログラムが動作しない.x32なら Windows XPでも7でも動作を確認.





10:45

foobar2000: 08. MP4からの静止画の半自動抽出 - VMware と Ubuntu のインストール

前回の続き

ホストOSにVMware を入れて GFrameCather をどうさせるためのLinux環境(Ubuntu)を入れてみる.

【VMware player のインストール】
ここから VMware player  のバージョンは 3.0 をダウンロードする.





この左下のダウンロードのリンクから行く.
その後,無料のユーザ登録が必要で,登録したメアドにVMwareのダウンロードアドレスが記されている.必須項目は,全部 a とか,0 とか, other とか適当に選択すればいい.

ダウンロードしたら適当にインストール.

起動すれば次のような画面がでる.




続いて仮想PC環境を作成する.
[ファイル],[新規仮想マシンの作成] を選択すれば,新しい仮想マシンウィザードが立ち上がる.



ゲストOSのインストールディスクを使っての環境作成は,インストールディスクをCDドライブに入れてインストールする方法か,ディスクのイメージ(ISO)を指定する方法がある.

もう一つはインストールディスクを使わない方法で,すでに VMware 用に作られた仮想マシンファイル(*.vmx)を指定する方法で,ubuntu の場合は公式からダウンロードすることができる.

なお,ゲストOSをインストールする前に「VM」メニューから仮想マシンの設定を行っておく.



特に難しい設定はないが,
  • メモリを増やす
  • プロセッサの数を必要に応じて変更
  • ディスクの容量は適当に変更(デフォルトは20GB)
  • ネットワークアダプタは,
    • デバイスのステータス: 起動時に接続にチェック
    • ネットワーク接続: NAT,ホストのIPアドレスを共有して使用するにチェック
とするといったところ.



【ゲストOSのインストールイメージ(ISO)か仮想マシンファイル(VMX)を用意する】
今回入れた ubuntu は,ここからどちらのファイルもダウンロードできる.



左のリンクにある「ubuntuの入手」を押せば上の画面に飛ぶ.

ここで,
  • ISOイメージが,「日本語 Remix CD イメージのダウンロード」 
  • VMX (VMware)が,「日本語 Remix VMware用仮想マシンのダウンロード」
から落とせる.もう一つある VirtualBox ってのはVMware と同様の仮想マシンだが,調べてみたところ VMware player 3 のほうが性能がよさそうだ.(あとマイクロソフトの Virtual PC 2007 よりも VMware のほうがいいとおもう.Windows 7 x64 を入れて,XP環境が必要となったとき Virtual PC 2007 からWindows XP モードを動かすよりも,VMware を入れてXP環境をXPのCDから作ったほうがいい気がする).

OSのバージョンに不満がないならば,VMXのほうがインストールが早くおわる.ただし,VMXの場合は Ubuntu 8.04ISOイメージのほうは,Ubuntu 9.10

今回は,ISOイメージを使ってインストールした.

ISOイメージをマウントして,VMware で再起動(PCの立ち上げ)すれば,インストール画面が立ちあ上がる.あとはほぼオート.特に指定することはない.インストールして立ち上がった時点でネットにもつながった.

次→ foobar2000: 09. VMwareに入れたUbuntuを立ち上げた後の設定とGFrameCatherの起動

4:50

foobar2000: 07. MP4からの静止画の半自動抽出 - VMware と Ubuntu の利用

前回のブログで書いたようなことをすればニコ動にあげられてる曲(MP4)を foobar2000 の MediaLibrary に登録することができる.

その際のアルバムアートの画像をどうやって抜き出すか?という話だが,Avidemux というフリーソフトを使って手動で抜き出していたのだがかなり面倒.(とある東方のサントラ集は12曲で40枚の画像があるし,とあるミクのサントラ集は39曲で39枚の画像がうまってた).

動画を解析して静止画を自動で抽出する GFrameCatcher というソフトが見つかったのだが Windows 用ではなかったので,すぐに試すことができなかった.

Linux 環境で試してみたが,特定のライブラリがないだの古いだのと深みにはまってなかなか試せなかったり,H264やAACのコーデックがねぇとか言われて入れてもないとか言われて,対処のページの手続きをしてみてもねーとか言いづけられて詰んだ/(・ω・)\

んだが,なんとかなったのでそのことを書き遺しておく.

GframeCatcher 自体は python で作られてるようで適当にコンパイルして /python gramecatcher とでもすれば 動くのだが適切なコーデックライブラリがPCに登録されていいないと,MP4を放り投げてもエラーをはく.

普段Linuxをあまり使わないのだが別件でも使用したソフトがでてきたので,1から環境を創ることとした.(新しいノートPCにも設定することを見越して).

結果としてはうまいこと動作してた(・ω・) (図1).そのための設定や手続きなどをメモしていく.



図1.ホストOS上で動作しているUbutu でMp4から静止画を自動抽出

 また,ホストOSとゲストOSとの間のフォルダ共有も手軽にできるので,抽出した画像を直接ホストOSから見ることができる(図2).


図2. WMware Tool を使って,VMwareCommon というディレクトリを共有する.
ゲストOSとホストOSとの間で簡単にファイルを共有できる.

【仮想PC VMware の選択】
Linux と Windows とのデュアルブートの環境にしてもいいし,USB にLinuxを入れてやってもいいのだが,今回は Windows をホストOS として,Linux をゲストOS とする仮想PC環境を作った.

メリットは,

  • つい最近リリースされたばかりの VMware player 3.0 が使える.
  • ホストOS(Windows) 上から Linux を操作できる.ちょっと Linux 用のソフトを使って結果を得て,その編集やさらなる加工はホストOS(Windows)で行うといった感じの用途に向いている
  • 2番目の事項を特にやりやすくするためのVMware ToolによるホストOSとゲストOS との間のフォルダ共有機能が便利すぎ.

デメリットは特にない.ホストOSよりもパフォーマンスが下がるのでゲストOSで行う処理内容によっては,ゲストOSをメインとして使えるようなデュアルブート環境のほうがいい.

んだが,ちょっと調べてわかるようにかなりVMware player 3.0 のパフォーマンスは改善してきており,少なくとも Let's note CF-W8 程度の処理能力(メモリ3GB,1.2GHzの低電圧Core2duo)でもかなりサクサクとゲストOS(Ubuntu 9.1.0)は動作する.

次 → foobar2000: 08. MP4からの静止画の半自動抽出 - VMware と Ubuntu のインストール

1:40

foobar2000: 06. ニコニコ動画にあるサントラを Media Library に登録するための手続き

ニコニコ動画にあるいくつかの曲がミックスされたサントラをローカルディスクの中に保存して置きたいと思う時がある.オフラインでも聞けるようにしておきたい.または,動画がなくなったときに後悔したくないなどなど.


ここには複数の曲がセットになったニコ動を foobar2000 のMedeia Library に登録するための方法をまとめておく.
なおこれまでに書いてきたように,「foobar に登録する曲はすべてタグで管理する」かつ「アートワーク(Artwork)」は必ず設定するという方針でいく.


なお,現時点でここで挙げたUIよりも少し仕様を変更.
左上のボタンやシークバーがまとめていた Tabbed panel Stack mod を排除して,それぞれを Horizontal splitter をつかって配置しなおした.


また,左下にあった Graphic Browser は,Tabbed panel Stack mod をつかってタブ化.いままはでは,Lyrics Art,Lyric Show,Playlist Tree を含めた3つのタブを Tabbed panel Stack mod を使ってタブ化していたが,このうちの Playlist Tree  が長くなってきたので,Graphic Browser 側に移動し,代わりに Spectrum analyzer をつけた.



【手順】
次のような手順で処理を行ってゆく.

  1. 所望のニコニコ動画のダウンロード(flv もしくは,MP4.今回はMP4の場合を対象とし,動画には投稿者によって,曲目リストと曲の切れ目の情報が投稿者コメとして提供されているものとする).ダウンロードツールには,SmileDownloaderというIEのコンテキストメニューを拡張するツールが使いやすい.Chorome ではそのままでは使えないが,IE tab プラグインを入れれば問題無く使える.ChromePlus を使っている場合は特に設定なしに IE tab を作成できる. 
  2. 動画つきのMp4だが,かまわず foobar2000 に投げて再生できることを確認する
  3. 曲を選択してコンテキストメニューから,convert to... を使ってWAV を吐き出す
  4. 無音時間を使ったり,明示的に指定することでWAVファイルを分割するソフトウェアを使って,曲を分割する.自分は「ALLREC SOUNDカッター」というソフトを使った.
  5. 投稿者の曲目リストのコメントを参考にして,分割ポイントが正しく見つかっていることを確認して,WAVファイルに適当な名前をつけながら分割.
    たとえば,01 [その曲を出したサークルやユニット名][アルバム名] 曲名.wav
  6. ここで紹介した Free MP3 Wma converter を使って ogg にでも変換.
  7. foobar に登録して,タグを編集する
  8. 動画(mp4)の中から静止画を取り出して,folder.jpg 及び Lyics Art 用の画像を抜き出す
「5」については,ALLREC SOUND カッター というソフトを使っている.インターフェースが癖があるがかなり分割ポイントを微調整できるし,自動識別の精度も悪くない.





ファイルを登録した後は,右下の「WAV分割」のボタンを押してこの画面を出す.
左上の「無音自動検出」をおしたら無音検出のパターンがいくつか出てくるので,投稿者のコメントを参考に該当部分をさがして,「登録」していく.
すべてのポイントを登録し終えたら,左下の「カット」ボタンから「ALLカット」.

「7」については,たとえば,

  • Genre: 東方; 同人音楽
  • Sub genre: ニコ動サントラ集
  • Album artist: ニコ動の投稿者のマイリスト (*良い動画を創るユーザがいたとして,その人の動画(サントラ)を一括してフィルターできるようになる.ex) mylist/xxxxxxxx 
  • Album: 動画名
  • Artist: 各曲を創ったサークルやユニット名

というようにタグを振ってある.

― 「8」の補足:動画(mp4)の中から静止画を取り出す方法
まだ,思考中だが,今のところは Avidemux っていうフリーのソフトを使えば,適当に画像を確認しながら手動で画像を保存することはできる.


自動できることが望ましい...
GFrameCatcher というソフトで動画から静止画を半自動で抽出できるようだがWindowsでは動かない模様.

結構便利そうなので取り出す対象の画像が多い場合はこれがよさそう.
Linux で試してみる予定.
Avidemux で一枚ずつ選択して保存するよりは早そうだ.





5:55

hardware: 01. Buffalo HD-PX500U2 へのベンチ(CDI,CDM,ATTO)

新しいノートPCと一緒に使うための2.5インチのHDDを買った.
ヤフオクで出ていた新品のハードディスク.500GBのモデル.送料込で10200円.
現在,価格.com での値段は,11613円 + 送料.定価は17800円.

第一印象.デザインといい静かさといい文句ない.

【ドライブ情報】
中身のHDがどこのドライブなのかを CrystalDiskInfo 3.2.0 Bata4 で表示させた結果は次の通り.



Samsung 製 HM500JI
価格での現在の値段は 7392円.714製品中の48位.十分に上等なドライブ.

2.5インチサイズのケースは安物ばかりが主流でまともなケースが一つもないので,+3000~4000円だしてこのケースと機能が手に入ると考えると,ケースとドライブをバラで買う必要とかもうないだろjk.

とりあえず,ベンチマーク中もまったく音が聞こえない.振動も感じれないし.
衝撃に強い設計をしてあるとのこと.
一般にな安物2.5インチケースと比べると厚みがあるが,この程度の大きさのアップでこれだけの性能を得れるなら十分に許容できる.

以下のベンチマークは,製品をつなげた直後の状態.
余計なデータは何も入れない状態で行った結果で,Turbo USB 機能はオンにした状態での測定.
*データの自動暗号化機能もオンにしている.

【CrystalDiskMark 3.0 Bata1 でのベンチマーク】
USBドライブとしては十分に早い.
USBのメモリでもドライブでも,30MB/sec は実質の限界値(だと思う).
ランダムリードやライトの速度も一般的な内蔵のHDDと比べても遜色ないとおもう.

Let's note CF-W8 の内蔵2.5インチHDD(Hitachi HTS543225L9SA00 250GB,5400回転)のスコアはここに乗っけているが,クリーンな状態ではない測定なので同一条件とは言えないが,シーケンシャルのスコア以外はこちらが上回っている.



【ATTOベンチマーク】
内蔵のドライブ(Hitachi HTS543225L9SA00 250GB,5400回転)と比較すると半分以下の性能だが64KB 以降は USBの限界地点の30MB/sec 近くでている.




【まとめ】
ノートPCを頻繁に移動させたり,ある程度の距離をもって移動することが多い人には,ノートPCにはSSDを入れるのが吉.だが,SSDはまだHDDのように容量が多くはない.256MBのモデルとかは出てきているがめちゃめちゃ高いし.
SSDが入ったモバイルノートはすでにある.だが,もうちょい趣味のデータなどを含めて大容量のデータを持ち運びたい.しかしながら万が一HDをなくしたり置き忘れたりしたときのセキュリティが心配.

そんな人にはこの Buffalo HD-PXU2シリーズ は特に勧められる.
デザイン,耐衝撃性,セキュリティ性能(データの自動暗号化機能),価格,性能.現状,このHDDよりもパフォーマンスのバランスが取れた製品はないと思う.

19:04

matlab 2008a: 02. メモ:具体的なヘルプの翻訳(htmlエディタ)

ただのメモ.
ヘルプの翻訳の手順は,

  1. ヘルププラウザで英語ヘルプを閲覧.
  2. 翻訳したいヘルプを選んで,[ソースを表示]
  3. ソースが表示されるが直接は表示されないのでパスを調べてそのファイルを編集する.
  4. HTMLの編集ソフト KompoZer (Ver 0.8b1)で編集
手頃なHTML編集ソフトをもってなかったので探してみたところ,上のやつがいいと思う.
フリーだし,ソースもみれて,かつワード感覚で編集できて手軽でいい.



13:28

foobar2000: 05. Playlist Tree Panel の Query 例 01

ここに見せた foobar IU では,左上のタブの一枚には,Playlist Tree Panel が設定されており,自動でプレイリストが作成されている.このプラグインを使うかどうか?使えるかどうか?が,foobar での使用感にかなり影響を与える.フィルターを適切に設定するだけでもかなり便利だが,Playlist Tree Panel を使えないと価値も半減といったところ.


Playlist Tree Panel のクエリ-は,メニューのLibrary,Playlist Tree Panel から設定することができる.

[New Query] を選択すると左のようなウィンドウが出てくる.

Query の実体を決めるパラメーターは,
  • Source
  • Criteria
  • Format
の3つ.Label はただの名前.
  • Population Order
は,クエリ-によって抽出された曲群をどのようにならべるか?を逝去するためのパラメーター.

【レーティング情報がつけられた曲を列挙する】
レーティング情報は,foo_custominfo による外部データベースに格納されているので,実際にクエリーを動作させるためには,これらプラグインの設定も必要なのでその点は注意.

再生回数によって自動レーティングをつけるという機能をつけることもできるのだが,今回はそれは使用しない.理由はいくつかあるが,「明示的につけた評価こそ価値がある」と考えているからである.再生しっぱなしにて寝てしまう時もあるし,席を立つ時もあるので,再生回数はその曲が気に入っているかどうかを判断する指標にはなるが,1~5段階のレーティングを決定できるだけの情報量はないと考えている(むしろ再生回数から求めるセカンダリーレーティングのような別の指標を用意したほうが面白いと思う).

レーティング情報はつけていない状態では,「?」となっており,つけられた場合は「☆が1~5個」つけられる.

このクエリーでは評価がつけられた曲を列挙することができる.
  • Label: 評価
  • Source: @database
  • Criteria: %RATING% GREATER 1
  • Format: $repeat(☆, %rating%) | %title%
  • Population Order: %rating%
    • Reverse にチェック
    • Sort by display name after populating のチェックは不要
    • Automatically Refresh にチェック
クリエーの要素については,公式のWikiの所定の項目が詳しい.
簡単には,@databese は,Media Library に登録されている曲が検索の対象となり,custominfo に設定した %rating% タグが「1」より大きいという条件を満たす曲を検索する.
そして,評価数を用いて各曲をフォーマットする.さらに,列挙された曲は,%rating% タグでソートする.つまり,「1から5の数値」を使ってソートする.


クエリーをクリックした後の動作はいろいろとカスタマイズが利くが,今回は「*Playlist Tree*」という名前のプレイリストにクエリーの結果が出るようになっている.

複数のアルバムにわたって検索されるので,アートワークがちょっと邪魔くさいとおもったならば,プレイリストを右クリックして,[Artwork] のチェックを外せば,次のような表示に切り替わる.

これだけでもかなり便利.
特定のグレード以上の評価の曲を列挙することもできるが,このクエリーだけでも☆でソートして,特定の☆以上の曲をドラッグして選択して, 別のプレイリストへドラッグすることで評価の高い曲だけのプレイリストを作成できる.

今回は乗せないが,クエリーをうまく書けば,『特定のジャンルにおける評価が3以上のボーカル曲』を自動列挙するといったことも可能になる.

2:07

foobar2000: 04. 各種再生フォーマット(TAK) への対応(MKAはいまいち)

ここで見た foobar のユーザーインターフェース(UI)の話にあるように,すべての曲データはタグで管理するのが今回作成する foobar UI の前提条件.
それは,タグに記されているアルバム名,アルバムアーティスト名,アーティスト名,ジャンルといったキーを使ってMusic Library に対してのフィルターを使用しているからである.

ここで,ジャンルだが,タグを複数記述することができることが望ましい.たとえば,自分は東方の曲に対して,

  • Genre  同人音楽; 東方
というように2つのジャンルを割り当ててある.すべての手持ちの音楽データにこのようなタグが記されているわけでは当然ないので,必要に応じてタグを修正できなければならない.

【単一ファイルの場合の音声フォーマット】

(他に方法があるかもしれないが)とりあえず,WMP の場合,Genre タグを上記のようなフォーマットで複数のタグを割り当てることはできない.上の例だと,「同人音楽; 東方」という名前のジャンルができてしまった.詰んでるので,WMP形式は使用しない.すでにこれらのファイルがある場合は,お勧めとしては,
  • WMP lossless データの場合は,FLAC に変換
  • WMP 非可逆データの場合は,OGGやMP3などに変換する
これらのデータ形式は,GENREに複数のタグを割り当てることができた.

WMPやMP3といった音楽フォーマットを,FLACやOGGといった音楽フォーマットに変換するためのソフトだが,まぁ沢山の種類があるが,「Free Mp3 Wma Converter (Ver 1.81)」を使用した.



日本語がウィンドウ上では文字化けするが変換されたファイルは文字化けしない上に,起動後にパラメーターの設定といった追加の設定を特にすることなしに,WMPをFLACやOGGに変換することができるお手軽ソフト.

【1枚のCDをパックしたロスレスフォーマットについて】

よく使われているのは tta + cue 形式.今回は詳細は書かないが(調べればすぐでてくる) foobar では,TTA 形式を再生することはできる.ただ,曲目がでてこないので,よく話にでてくるのは,MKA(Matroska Audio)というファイル形式に tta + cue を変換するという話.


cue シートを読み込むことで,tta と cue シートが埋め込まれた mka ファイルを吐き出してくれる.

mka に対応するための foobar のプラグインもあるので,それを入れれば mka ファイルを放り込めば曲目ごとに再生できるようになる.

これまではこれでよかったのだが,mka の場合はタグの編集ができないという事態になった(別のプラグインを入れるといった方法で対応できるかもしれないが).そこで,mka に代わる foobar (のProperties)からタグの編集が可能な単一ファイル型の音楽フォーマットが必要となる.

今回は,TAK (Tom's lossless Audio Kompressor)という音声ファイルフォーマットを使用する.特徴は次の通りである.
  • FLACベース
  • FLAC並みの高速なエンコード
  • APE(Monkey's Audio)と呼ばれる圧縮率に定評があるフォーマット並みの圧縮率
というものである.

【既存の mka ファイルを tak ファイルに変換する方法】
flaccode というフロントエンドを使用する.



設定については丁寧なページがたくさんあるので,自分が設定した項目ついてだけ列挙.結構柔軟な動作をさせることができるようだが詳細な使い方は知らない.
以下の設定を行えば,少なくとも mka を tak に自動変換することはできる.
  • 189行目: ENCODE_MODE=TAK
  • 207行目: TAK_COMPRESSION_LEVEL=2e
これだけ.

flaconvert.exe にMKAファイルをドラックすれば自動で変換が始まる.動作の流れは,MKAファイルを tta + cue ファイルに分解.tta ファイルを cue にしたがって WAVE に変換.WAVE を tak にエンコードし,cue シートを埋め込む.といった感じ.

ちなみに音楽CDのデータを foobar で管理する場合においても tak を使ったほうが良いわけだが,音楽CDから tak を作成する方法は別の機会に記述(WEB 上に山ほど記事はあるが).

17:52

matlab 2008a: 01. 日本語ヘルプがないヘルプの翻訳に関して

Matlab 6.0 の時代からずっとこいつを使っている.最近になってMatlab 2008a を使い始めて格段に機能が増えており使用感はなかなかよい.

ヘルプブラウザは以前はダメダメで普通のブラウザ(IEとかfirefox)を使ってヘルプを読んでいたわけだが,このバージョンだと日本語ヘルプと英語ヘルプの切り替えもうまく動作するようで,デモを含めてヘルプブラウザを使えるようになった.
すべてのツールボックスが日本語になっているわけではないので,必要な部分は自前で訳をする必要がでてくる.その訳はできればヘルプブラウザに反映しておきたい.何度も繰り返し見るだろうし,日本語のほうがいいにきまっとる(・ω・)

で,日本語ヘルプは jhelp ディレクトリ,英語ヘルプは help ディレクトリに格納されている.しかし,通常日本語ヘルプが提供されていない場合,自動で英語ヘルプが表示されるのだが,ツールボックスによっては,jhelp ディレクトリに格納されている jar で固まっている英語ヘルプが展開されて表示されるようになっているようだ.この展開されて表示されたヘルプファイルは,編集しようとしても編集できないため,訳を埋め込むことができない.

これに対処するためには次のようにするとよい.

  1. 展開されている jar ファイルの名前を変更して jhelp 側のファイルを読み込まないようにする
  2. すると help ディレクトリ側を自動で読むように切り替わる
  3. help 側は,jar の展開ではなく展開後のファイルの絶対パスでヘルプが表示されるので,所望の英語ヘルプが表示されていればおk
  4. ファイルが用意されていなかった場合は,先ほど名前を変えたjar を展開して,help 側のヘルプにコピーすればよい
jar でないヘルプは,編集が可能で,ヘルプファイルの実態は html ファイルである.特定の英文の後ろに日本語を差し込んで再保存すれば,ヘルプブラウザを更新すれば,日本語訳が組み込まれたヘルプを参照できるようになる.

*英語ヘルプに日本語を埋め込んだ場合は,文字コードは [UTF-8] で保存すること.ヘルプブラウザの標準文字コードはUTF-8のようで,変更することはたぶんできない.


11:54

software: 04. 英訳補佐のための各種ソフトウェア

英語の文章を読むときにできるだけ効率よく辞書を引きたいなっと.
そのためのメモ.

使用しているソフトは,3種類.

  • Personal Dictionary for Windows (PDIC)
  • Expressivo
  • setpoint
PDICは辞書本体.Expressivo は,文章を読み上げたり発音を確かめるために使っている.結構定評のある英語音声の読み上げソフトでかなり流暢にしゃべる.setpoint は,ロジクールマウスのキー割り当ての付属ソフトウェア.PDICとExpressivo へのインターフェースとして使う.

【手続き】

PDICをインストール.[option] - [自動検索設定],[クイックポップアップ検索] を選択.「検索の動作」の設定で,[先頭の英数字以外の文字を削除して検索] と [見つからない場合は自動検索しない] にチェックを入れる.

これで何か文章をコピペすると,PDICを起動してあるならば,ボックスが自動でポップする.

マウスの適当なボタンに setpoint を使って,[Ctrl + C] を割り当てる.
今回は,左サイドにある2つのボタンのうち置く側に割り当てる.

Expressivo の読み上げへのホットキーは,[Ctrl + Shift + D (変えることはできる)] なので,これも適当なマウスのボタンにキーを割り当てる.
今回は,左サイドにある2つのボタンのうち手前側に割り当てる.

文字列を選択して,コピペボタンを押せばその訳がポップする. 
さらに,読み上げボタンを押せばその文章が読み上げられる.Expressivo の [クリップボードモニタ] をアクティブにして置いたほうがいい.

長文をコピーした場合は,先頭の単語の訳がポップして,読み上げはすべての文章を読み上げてくれる.ホントなかなか流暢にしゃべってくれる.



3:06

foobar2000: 03. Colums UI カスタマイズ第一弾

コンセプトは,できるだけツルシのDLLで動作するものを使う.プラグインを導入した状態ではほとんどなにも機能を発揮しないようなプラグインは避ける.ちょっと使って設定がよくわからないものは使わないw 過剰にデザインは追及しない.というよりできないからしない.
foobar のセッティング歴がない人でもできるものを目指す.セッティングのために,file formating の知識は必要だが,苦労した分の利得がある機能を中心に使って組み立てている.


なお,良く見る foobar での CIU のカスタマイズで使われる Cover flow といったちょっとグラフィカルなアルバム選択のプラグイン.こいつはかっこはいいが個人的には使いづらい.または,使いやすくするためにそれ相応の知識が必要と考えて使用しない.

自分の場合はだいたい初めてfoobarのセッティングを初めて1週間でコレができた.有る程度の試行錯誤はいるから,レイアウトや機能の組み換えを考えるうちに結構時間がかかる.

平日昼間も時間がとれる人なら,ここの説明が「もしできた暁には」1日か2日で作れると思う.

【第一弾 foobar Colums UI】

機能は次回列挙する予定.

曲のデータを整理しながらなので,なかなか時間がかってしまっている.
東方のCDの整理がまだまだ残ってる上にJpopや洋楽ものこっとる.
なお,この foobar UI では,すべての曲はタグで管理するのが前提となっている.
あと機能の良さを体験するには,10枚程度のアルバムはあったほうがいい.特に,左下のメディアブラウザーはアルバムの枚数が多くないと意味がない.


16:41

google services: 01. ChromePlus + extention メモ

以前使っていた901では,google chrome Ver 3 を使っていた.
大きな特徴は画面が広く使えることと,動作が軽いことで,モバイルノートで使うならば最良だと思う.ただ,firefox などと比べると機能拡張性に乏しく,特にセッションを保存できない,google bookmarks と連携できない,マウスジェスチャが使えないといった使う人にとっては致命的な欠点があった.

特に同じ google のサービスである bookmarks が使いづらいというのはなかなか笑える/(=ω=)\

最近,google chrome のバージョンが「4」となり,拡張機能(エクステンション)に対応することとなった.これによって多くの有志によって便利な機能がわんさか開発されることが期待され,実際,すでに沢山ある.上記した欠点はすべて克服され,さらに便利にするためのエクステンションも多数存在する.

マウスジェスチャーについては,google chrome をベースに機能拡張されたパッケージである ChromePlus を使用する.純正chrome と同様にエクステンションも使えるのでこっちがお勧め.

ここでは,現在使用しているエクステンションについてまとめておく.

【本体】

ここから ChromePlus をダウンロードする.ただし,この場合はセッションの保存は動かない.
現在のバージョンは,Ver 1.3.2.0  (ベースのChromeは,Ver 4.0.258.0).
Chromeを使う場合はセッションの保存はできるが,マウスジェスチャーのための機能は別途用意しないといけない.

【エクステンション】

自分が使っているものだけ.

  • ChromePlus によるマウスジェスチャ: 本体のオプションから適当に設定すればいい.
    たとえば,右クリックしながら右で進む.左で戻る.上右で右のタブへ移動.上左で左のタブへ移動.この4つを割り当てるだけでもかなり便利.
  • AdBlock+ : アドウェアのブロック.オンオフも自由に設定できる.
  • AutoPagerize for Chrome : 自動で次のページを現在のページにくっつけてくれる.かなり便利.google の検索結果を,1,2,3...とでてくるページを連結してくれる.本来の1ページの下のほうまで見ると自動で2ページ目が連結してその下に表示される.以後同様.
  • chrome Touch : マウスのドラッグでページをスムースに移動できるようになる.ホイールでも十分ともいえるが移動量を調節することで,ホイールではできない使用感を得れる.
  • FlashBlock : WEBページに埋め込まれているフラッシュをブロックする.クリックすするとそのブロックは解除され再生される.余計な広告を見ないで済むという神ツール.
  • google Bookmarks By Label Clouds : google Bookmarks に自動で接続してラベルクラウドを表示してくれる.ページの追加や削除も自由にできる.これもかなり便利.firefox でいうところの gmarks を置き換えることができる.クラウドがいやなひとは,それこそ gmarks のようなエクステンションもあった気がする.
    * エクステンションを入れたあとで,google bookmarks にアクセスしてログイン
  • Session Saver : 完成度がまだ低いが有る程度動作する.現在開いているウィンドウ(中にあるタグ群を含む)に名前を付けて保存しておける.ロード,セーブが可能.Ver 0.16 ではまだインターフェースなど改善点が多そう.今後に期待.
    * Google chrome ならば動作するが,ChromePlus では動かない.画面下部にボタンが表示されない.マウスジェスチャをほかのソフトで作るならば,ChromePlusではなく,Chromeのほうがいい.
  • Switch Http proxy : pac ファイルとかを書いて使えればいいんだろうけど,自分の場合は有る一つのプロキシを使うか使わないかだけなので,このエクステンションを使えばボタン一つでオンオフができる.
だいたいは,このサイトに公開されている.上にあげた以外のエクステンションも日々増えている.

14:56

software: 03. フォーマット後のSSDへのベンチ(CDM,ATTO)

前回のSSDのローレベルフォーマットによって,以前よりは性能が改善した.といっても,決して早いというほどではない.メモとりや車載してのセッティング用PCとしては使える状態にはなった.

OSだのドライバだの最低限必要なアプリケーションなどを入れた後のベンチマークの結果を出してみる.CrystalDiskMark Ver 3.0 Beta と ATTO Disk Benchmark で測ってみた.比較として,Let's note CF-W8 (250GBの5400回転の2.5インチHD) で測った結果も出してみる.

SSDの性能を測るという点では,ATTOのほうがよいとのこと.
CDMだとHDDで性能が低下する4 KB 周辺のスコアがより詳細にATTOで見ることができる(0.5~8192KB).

【CrystalDiskMark Ver 3.0 Beta】


  • Let's note CF-W8



妥当なスコア.
4KB の値が低いのも普通.この程度のスコアでも実際使用する分には特に不満はでない.



  • EEE 901,SHD-DI9M 32G



正直あまり速くない.
が,いくつか公開されてるベンチと比較してもさほど変わらない.Seq が遅いがいろいろデータ入っている状態だからだと思う(フォーマットが失敗してるってことも考えられるが,以前よりは体感速度がずっと改善してるので...).

4KB のライトがHDDより遅い/(・ω・)\が,リードは劇的に早い.
ここら辺はSSDって感じがする.

【ATTO Disk Benchmark】


  • Let's note CF-W8



512KB の部分が60MB/sec 程度.CDMのスコアとだいたい一致する.16KB 以降は変わらない.それ以下のスコアは,リードもライトとの差はさほどない.HDDはだいたいそんな性質がある.


  • EEE 901,SHD-DI9M 32G




 軒並み,ライトが遅い.が,リードは早め.実際に使用した感覚は,まぁ「使用できる範囲ではある」といった程度の性能で,速度的な性能ではHDDのほうがいい.ただ,小型だったり,軽かったり,衝撃に強いとか,電力が少ないとか,そのあたりを考えると携帯性とバッテリーの持ちで勝負するモバイル用途のPCとなると,ディスクの容量とかは不要なわけで,8000円程度で買えるこのSSDでもまぁそれなりに満足しておこう.と思っておくのが妥当な落としどころ(・ω・)

22:44

software: 02. SSD のローレベルフォーマット

背景は software: 01 USBディスクを用いた起動ディスク と同様.フォーマットの対象となるSSDは,Buffalo の SHD-DI9M32G . SSD の場合のローレベルフォーマットは専用のフォーマッタを使ったほうがいいとのことだが,SMI 用のコントローラーのフォーマッターは見つけることができなかった.

検索して引っかかった一つのページでは,MAXTOR の maxllf.exe を使っていた.以前,同社のHDDを使ったときにこのフォーマッターを使った記憶は有るが...

かなり気になるところだが,ほかの候補が見つからないのでコレを使うことにする.


USBブートさせた後で,


> maxllf
> y を押す
> Select Divice を選択 2 (セカンダリーマスター)を選択(番号とディスクの対応は確認できるのでわからなくてもなんとかなる)


情報が表示される:
Current Device: 2
Model #: BUFFALO SHD-DI9M
Serial #: 20090910 0470099
Firmware: 2008-11-
CYL: 16383   HDS: 15   SPT: 63
MAXLBA: 64847871


情報を確認して,良いならば [Low Level Current Device] を押す.
違うなら別の数字選択して,所望のドライブが表示されるまで繰り返せばいい.


> Y
まじで全部きえますよ?とかなり派手な表示がでる.
Y を押せば続行.


XXXXX / 64847871
の数値が全部までいけば終了.


32 GB のSSD のローレベルフォーマットにかかった時間はだいたい6時間.
うまく処理されたのかどうかはわからない.これから,OSを入れてベンチを図るなりして確かめてみたい.

21:41

software: 01. USBディスクを用いた起動ディスク

【背景~導入】



これまで使っていたEEE PC 901では,内蔵4GBSLC?+8GBMLC?のたしか12GBほどのディスク容量だった.ですぐに,内蔵の「8GBのほうのSSD」をとっぱらって,MTRON のZIF接続の32GBのSLC SSDに変えた.このディスクは非常に高速で快適.かなり体感速度が向上した.

しばらくの間,MTRONをCドライブとして,純正の4GBSSDをDドライブとして使用.
つい最近,10月ごろだったか..内蔵8GBのほうのSSDを取り替えることができることをしり,Buffalo SHD-DI9M 32GBのMLC SSDを増設.このディスクはもともとがセカンダリーマスターになってて,普通に取り替えた時点では,MTRONと競合して両方を同時には使えない.SHD-DI9M の基盤についているチップ抵抗を1つ取り除くことで,セカンダリースレーブに変更.これで,Dドライブとして認識させた.

非常に快適な環境だったわけだが,MTRON のほうのZIFケーブルの端子が半壊して,エラーが多発するようになる.現状ではディスクの中は生きてるが,ケーブルがしっかりとさせない状態となったので,事実上使用不能となり,901からは取り外した.

SHD のほうを10GB程度をCドライブのシステムとして,残りをDドライブとして使い.これまでのようにほぼメインPCのように使うことはあきらめて,移動が多い状況でのメモとり用PC・車載してのEUCセッティング用の専用PCとして使い続けることにした.

(その代わりに新しいノートPCを買った).

しかしながら,OSを再インストールしても,どうにもSHD の速度が遅い.プチフリが多発.
おそらく,SSD用のデフラグツールとかいうのがあってそれを使ったのだが,その時の設定をミスったか,うまく機能しなかったかで(HDDのように処理されてしまった気がする),まぁそのあたりのせいでいろいろ詰んでる気がする/(・ω・)\

そこで,SSDをローレベルフォーマットしたいという希望が起こる.

【処理】

SSD用のフォーマッタを入れたブートディスクを創って,フォーマットをする.
起動ディスクを作る方法にはいろいろあるだろうが,一番手軽そうなUSBメモリを用いた起動ディスクに挑戦する.

HP USB Disk Storage Format Tool - v2.1.8

というツールをダウンロード.HPが提供しているUSBディスク用の起動ディスク作成ツール.

・ブートディスクイメージには,同じサイトからリンクされている Windows 98 System Files をダウンロード.ファイル名は,win98boot.zip.適当に,..\win98boot ディレクトリにでも解凍しておく.

今回は愛用のなかなか高速なUSBメモリ  CFD の CUFD-H4G を使うことにする.現在ではどうかは知らないが,当時(1年か半年か.それくらい前)では,USBディスクの中では(最も早いといってよい)USBメモリの一つだったと思う.


1. 所定のUDBメモリを選択

2. ブートイメージの指定は,[Create a Dos startup disk] にチェックをして,[using DOS system files located at:] に先ほど解凍した 「win98boot ディレクトリ」を選択.

3. [start] すればUSBブートディスクが完成

数秒~数十秒程度で完成 (・ω・)

【起動】

EEE 901 の BIOS 設定をいじってUSBディスクから起動するように設定を変更する.

具体的には [F2] 押してブートドライブを,[Boot] の項目の [Hard Disk Drives] の 1st Drive を [USB: USB Flash Disk] として,[Boot Devices Priority] の 1st Boot Device を [USB: USB Flash Disk] とする.認識されているUSBメモリの種類によっては,違う表示となっていると思う.

【結果】

無事に起動した.
一瞬懐かしいWin98の起動画面がでて,

Microsoft (R) Windows 98
 (C) Copyright Microsoft Corp 1981- 1998
C:\>

となった(・ω・) まぁめでたしといったところ.USBブートを使ったLinux の起動なども同様に可能.








20:10

foobar2000: 02. foo_custominfo ドライブを移動したとき

foobarと並行してWMPを使っていたのは,WMPのサムネイルの描画とレーティング情報を残せることが理由だった.音楽再生プレーヤーを foobar に移行するとして,サムネイルは無理としてどうしてもレーティングはしたかった.結果的にレーティングすることはできるし,WMPのようにあるレーティング(たとえば,星3以上のすべての曲.ほかには星4以上のジャンルAAAのすべての曲.などなど)で新しいプレイリストを自動作成することもできるようになった.


foobar のWikiをみてもわかるように,いくつかのバージョンアップにしたがって使用できるプラグインが変化している.レーティングとプレイリストの管理という2点において,有用なプラグインが foobar ver 0.9.5.3 から使用不可能となっている.
foobar ver 0.9.5.3 以降においてもこれらの機能は置き換えができるようだが,制約条件も多い(レーティング情報や再生回数といった情報を外部のデータベースに格納することができない.プレイスト作成機能が以前のバージョンのものよりも弱い.などなど)ので,foobar ver 0.9.5.2 を使う.

今回の主題
  • あるPCで設定したレーティングされた音楽ファイル情報を含むメディアライブラリを別のPCに移動した場合,データベースはどのようすれば新しい環境に移行できるのか?
次のような手順で作業をする.
なお,移行にともなって次のような条件を加える.

* ドライブレターは変わるが,それ以外のディレクトリ構造は変えない

ディレクトリ構造も変わる場合は,もともとのデータベースにある曲目とレーティング情報などを対応づけるマップをつくってから新しいディレクトリ構造を創り,各音楽ファイルを列挙して,以前の曲目との対応関係を処理してから,レーティング情報を割り当てる.その後,CSVなどの形式でデータベースに格納するデータを創ってから,SQLiteの形式にインポートする.
まぁとにかく面倒なわけで,一度レーティングを行った曲に関しては,ディレクトリ構造は変化しないようにする.でないとレーティング情報が消える.

foo_custominfo によって創られるデータベース custominfo_sqlite.db は,XPの場合は 「C:\Documents and Settings\user-name\Application Data\foobar2000」ディレクトリの中に格納されている.
このデータベースは,SQLite というSQLで書かれている.いくつものGUIで処理できるソフトがあり,ここではSQLite Database Browser ver1.3 というソフトを用いた.インストールが不要なうえ,SQLのクエリを発行して,先にあげた処理を行わせることができる.

このソフトで,custominfo_sqlite.db を読み込ませると次のような情報がみえる.


テーブル名:quiktag
フィールド名:url, subsong, fieldname value





ここで,ファイルの場所は,「絶対パス」で「url」フィールドに格納されている.
たとえば,「file://W:\MusicLibrary\music01.mp3」.
以前の環境で音楽データなどを外付けのドライブWに格納しているとしたら,urlにはいっている曲目はすべてfile://W:\ となっている.新しいPCにおいて MusicLibrary の場所が CやDになったとするならば,url フィールの値をすべて変更すればよいことになる.

いま,新しいドライブの場所が Cドライブだとするなばら,次のようなSQLを Excute SQL タブの SQL String に書いて,Excute query ボタンを押せばよい.

UPDATE quicktag SET url = 'file://C' || substr(url,9 ,1000)
WHERE url like 'file://W:%'

うちは全然SQLわかりませんwww/(・ω・)\知り合いの子にネットで聞きながら書いてもらったもの.なにやら正規表現が使えないくさくて面倒な書き方になったとのこと.
まぁどんなんでも自分にできないことを数分ですぱっとやれるってのはすげーことです(・ω・)

データベースを新しいPCのほうに移行して,foobar を立ち上げる.最初はエラーとなるが,foobar のメディアライブラリーのパスを書きかえればこれまでにつけたレーティングや再生回数といった custominfo によってつけられたタグを参照できるようになっているはず.

【その他 テストサンプル】

SELECT 'file://C' || substr(url, 9, 1000)
FROM quicktag1
WHERE url like 'file://W:%'

19:59

foobar2000: 01. 背景

  • foobar2000
まぁ,かなり今更って感じの foobar2000...なぜ,foobar2000 を使うのか?以前からカスタマイズはほとんどしなかったが,foobar2000は使用していた.その拡張性もかなり有るということも知っていた.今回のデータ整理とPCの環境移行にあわせていろいろと調べて,満足のいく音楽プレイヤーを用意してみたいと思ったのが動機.たまりにたまった音楽ファイルを,今後はもうちょいシステマティックに整理や保守を続けていきたいという願いもある.

まぁ,foobar2000 で必要と思われる情報は十分すぎるくらいネット上にあるんだが,自分でまとめて書きのこしておくとそれなりに役にたつ.

foobar の潜在的な拡張性はかなりのもの.これまではデフォルトのUIを使っていたが,28日からもっといろいろと調べ,いまではCUIを使い,有る程度必要と思われる機能は実装することができたと思う.
ブログエントリーは,「foobar2000: 数字.タイトル」というフォーマット.
foobar2000 から始まっているエントリーは全部foobar2000 関連.数字はfoobar の記事を書いた順番に対応.タイトルは,そのエントリーに関しての要旨.

19:32

00. 背景


  • そもそも俺は何をしてるのか?
今まで使ってたノート(eee 901.名前は風子.eee なのに風子.)がほぼこわれたので,新しいノートPCが必要なので新しいノートを買った.到着は12月の中旬らしい.そこれまでに新しい環境に移行する準備を整えたい.たまりにたまったデータ整理にも手をつけている.今後,そんなわけでいろんなアプリだの使用方法だの設定だのを書き遺してメモとして置く予定.