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foobar2000: 05. Playlist Tree Panel の Query 例 01

ここに見せた foobar IU では,左上のタブの一枚には,Playlist Tree Panel が設定されており,自動でプレイリストが作成されている.このプラグインを使うかどうか?使えるかどうか?が,foobar での使用感にかなり影響を与える.フィルターを適切に設定するだけでもかなり便利だが,Playlist Tree Panel を使えないと価値も半減といったところ.


Playlist Tree Panel のクエリ-は,メニューのLibrary,Playlist Tree Panel から設定することができる.

[New Query] を選択すると左のようなウィンドウが出てくる.

Query の実体を決めるパラメーターは,
  • Source
  • Criteria
  • Format
の3つ.Label はただの名前.
  • Population Order
は,クエリ-によって抽出された曲群をどのようにならべるか?を逝去するためのパラメーター.

【レーティング情報がつけられた曲を列挙する】
レーティング情報は,foo_custominfo による外部データベースに格納されているので,実際にクエリーを動作させるためには,これらプラグインの設定も必要なのでその点は注意.

再生回数によって自動レーティングをつけるという機能をつけることもできるのだが,今回はそれは使用しない.理由はいくつかあるが,「明示的につけた評価こそ価値がある」と考えているからである.再生しっぱなしにて寝てしまう時もあるし,席を立つ時もあるので,再生回数はその曲が気に入っているかどうかを判断する指標にはなるが,1~5段階のレーティングを決定できるだけの情報量はないと考えている(むしろ再生回数から求めるセカンダリーレーティングのような別の指標を用意したほうが面白いと思う).

レーティング情報はつけていない状態では,「?」となっており,つけられた場合は「☆が1~5個」つけられる.

このクエリーでは評価がつけられた曲を列挙することができる.
  • Label: 評価
  • Source: @database
  • Criteria: %RATING% GREATER 1
  • Format: $repeat(☆, %rating%) | %title%
  • Population Order: %rating%
    • Reverse にチェック
    • Sort by display name after populating のチェックは不要
    • Automatically Refresh にチェック
クリエーの要素については,公式のWikiの所定の項目が詳しい.
簡単には,@databese は,Media Library に登録されている曲が検索の対象となり,custominfo に設定した %rating% タグが「1」より大きいという条件を満たす曲を検索する.
そして,評価数を用いて各曲をフォーマットする.さらに,列挙された曲は,%rating% タグでソートする.つまり,「1から5の数値」を使ってソートする.


クエリーをクリックした後の動作はいろいろとカスタマイズが利くが,今回は「*Playlist Tree*」という名前のプレイリストにクエリーの結果が出るようになっている.

複数のアルバムにわたって検索されるので,アートワークがちょっと邪魔くさいとおもったならば,プレイリストを右クリックして,[Artwork] のチェックを外せば,次のような表示に切り替わる.

これだけでもかなり便利.
特定のグレード以上の評価の曲を列挙することもできるが,このクエリーだけでも☆でソートして,特定の☆以上の曲をドラッグして選択して, 別のプレイリストへドラッグすることで評価の高い曲だけのプレイリストを作成できる.

今回は乗せないが,クエリーをうまく書けば,『特定のジャンルにおける評価が3以上のボーカル曲』を自動列挙するといったことも可能になる.

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